あなたは、ドラゴンボールの神様の付き人をご存知でしょうか?
「あ、神様の神殿にいる、あのぽっちゃりした人?」
と思われるかも知れません。
インド人みたいなターバンをつけた謎の人物ですが、いったいどんな人物なのでしょうか?
また彼がいないと、「ドラゴンボール」が詰む可能性が非常に高かったのです。
なぜでしょうか?
その能力や経歴を含めて、詳しく掘り下げていきましょう。
ドラゴンボールの神様の付き人は誰?
最初に結論を申しますと、神殿にいる神様の付き人は、ミスターポポです。
正体は普通の人間ではないと思われますが、「ミスター」ですから、男性だと思われます。
そんなポポの外見ですが、真っ黒い肌の、ぽっちゃりした体型の神様の神殿の番人で、どんぐりの目で、白いターバンとアラビア風の服装を着ています。
初めて見たときは、誰しもが「なんだこいつは?」と思うでしょう。
私も実際にそう思いました。
基本は無表情ですが、感情は豊かで、目つきこそ変わらないものの、口角により感情を表します。
実際、悟空や他の人物と会話するときなどは、ほほえみを浮かべるような口の角度でしたし、初対面の時に悟空と戦ったときに驚いている表情も見せました。
さらに、ピッコロがやられると神様も消滅することを伝えるときには、焦ったような表情も見せましたし、神様が消滅したときは、作中で唯一泣いていました。
それは、ピッコロが強敵の人造人間達に対抗するために神様と同化したときです。
神様が消滅する瞬間の、
のセリフは、本当に心の底から悲しそうで、神様への強い忠誠心を象徴したようなセリフでした。
このように、平常時は心を無にしており無表情が多く、また目つきが変わらないだけで、彼は基本的に感情豊かな人物です。
また性格として神様に忠誠を誓っており、他者にも非常に穏やかで、怒っているところは一度も見たことがありません。
いきなり現れた悟空とのテスト(勝負)の時にも、悟空の欠点を気良く諭してあげていますからね。
ミスターポポの驚きの年齢と経歴
ではその経歴を見ていきましょう。
まず、ミスターポポですが、何と年齢が1000歳以上!
彼は代々神様に仕えている神殿の番人で、作中で初めて登場した神様(ピッコロと同化した神)の二代前より仕えて、神様の後継者のデンデにも仕えました。
つまり、神様より長生きしているということ。
そう考えたら、めちゃくちゃ長寿ですよね。
この分だったら、悟空達Z戦士達がいなくなった後も、ポポだけは生きているかも知れません。
しかし、作中一度だけ、魔人ブウにデンデ(神様)が狙われたときに、自らを犠牲にして、ブウに菓子化されて食べられたことがあります。
いわば、お菓子状態にされて食べられたので、そのままの姿でやられたわけではないものの、倒されそうにないミスターポポがやられて少しショックでしたね。
ミスターポポの驚きの戦闘力
そして、神様に忠誠を誓うミスターポポの能力ですが、何と、ピッコロ大魔王を倒した後の少年悟空を上回っています。
神様の神殿にやってきた者をテストと称して勝負するのですが、軽く悟空を圧倒!
これは初めて見たときに、少し驚きました。
「ポポって、本気出したら、ピッコロ大魔王より強いのでは?」
と私も思ったほどです。
アニメ限定ですが、あのかめはめ波を飲み込むくらいのこともやってのけました!
そして、悟空に、
などと諭すように教えてくれています。
このときの悟空には、無駄な動きが多かったため「心を無にする」ことの大事さを伝えたり、ピッコロ大魔王を倒した悟空の慢心を指摘してあげるのです。
さすが神様の付き人をしているだけあって、悟りを開いていることが読み取れます。
ポポにどういう技があるのかは見せなかったので、実際に敵と勝負したシーンが無かったのが残念です。
ポポがいなかったら「ドラゴンボール」は詰む?!その特殊能力の数々
他のポポの特殊能力として、
- シェンロンの模型を作れる
- ナメック語を話せる
- 空飛ぶ絨毯を使える
などがあります。
また作中でポポがいないと、物語が詰むポイントが2つありますので、それを説明しますね。
神様の創造物はポポが模型を作って、それに神様が命を吹き込む形を取ります。
だから、ポポがいないと、「ドラゴンボール」の話自体が成立しないわけです。
ほか神龍が消滅したときは、その模型を作り直して、神龍を復活させられます。
また、当然ながらポポはナメック星人では無いのですが、ナメック語を普通に話せます。
ナメック語は願いを叶えて貰うのに必要です。
つまり、ドラゴンボールに関することを一通りこなせる人物で、戦いの要員ではありませんが、非常に重要なキャラクターです。
そして詰みポイント1。
ポポがいないと、ピッコロ大魔王に消滅させられたシェンロンが復活せず、「ドラゴンボール」の話は序盤の方で詰みます。
さらに、詰みポイント2。
初めて地球に来たベジータを追い返した後、ナメック星に行こうと考えていた悟空一行は行くための手段がありません。(普通の宇宙船だと一生涯かかっても着けない)
そこで、神様の宇宙船があるユンザビット高地まで空飛ぶ絨毯でポポが案内しています。
ここにあった神様の宇宙船を悟空達に渡していますから、ここもポポがいなければナメック星に行けないことになり、地球はベジータかフリーザに襲われて詰んでいたでしょう。
ここも詰みポイントです。
要するに、ポポがいなければ少なくとも「ドラゴンボール」では、2回の詰みポイントがあったということになります。
そう考えたらポポは脇役どころか、非常に大事なキャラクターだと言えますね。
神様の付き人、ポポのまとめ
最後にポポについてまとめます。
- 神様の付き人はミスターポポ。1000歳以上。
- 真っ黒い肌の、ぽっちゃりした体型の神様の神殿の番人
- 性格は神様を敬愛しており、穏やかで、初対面の悟空を諭す。
- 基本は無表情だが、感情は豊か。
- ピッコロ大魔王を倒した悟空以上の武術の達人
- ドラゴンボールに関する特殊能力を持っている。
- ポポがいないと物語が詰む場面が少なくとも2回ある。
ということでした。
最後のドラゴンボールの物語が詰む場面があるというのは驚きでしたね。
そう考えたら、Z戦士と同じくらいの重要な人物だったと言うことです。
この記事で、次からポポを見る目が変わっていただけたら、より深くドラゴンボールを楽しめると思います。
最後に、ポポはそんなにメジャーなキャラでは無いですが、「ドラゴンボール」のもっとマイナーなキャラに「モアイ」というのがいるのはご存知ですか?
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