あなたはドラゴンボールの悟空の声優、野沢雅子が、何役演じていたか知っていますか?
「悟空と悟飯って同じ声やし、悟天も同じ声やな」
と、こどもの頃に何となく感じたことをことを覚えています。
以前から
「悟空の声優の野沢雅子さんはいったい何人演じているんだろう?」
という疑問があったのですが、詳しく数えたことが無いので、今回はその演技数と演じ分けられた印象を解明したいと思います。
参考にしてくださいませ。
ドラゴンボールで野沢雅子は何役演じた?全役をリストアップ!
さて、まず結論から申し上げると、ドラゴンボールで野沢雅子氏が演じたのは7役。
うち、ドラゴンボールGTで1役、ドラゴンボール超(スーパー)で1役です。
まとめてみましょう。
孫悟飯
孫悟天
バーダック
ターレス
孫悟空ジュニア
ゴクウブラック
この7役です。
もっといると思いましたが、意外と少ないと思いました。
悟空と悟飯の印象が強いから多く感じたのでしょう。
さて、それぞれ紹介していきますね。
ドラゴンボール野沢雅子の役柄1:孫悟空
さて、野沢雅子氏が演じた役で、最も有名でメジャーなのは、言わずと知れた主人公、孫悟空です。
孫悟空は、もとの力は弱い下級戦士でした。
しかし、戦闘民族サイヤ人ということで、物語の最初の方から強敵と戦うたびにやられかけになり、それから立ち直るたびに驚異的な成長をしていきます。
ベジータに「要するに、貴様は落ちこぼれだ!」と言われますが、初期値が低かっただけで決して落ちこぼれでは無いですね。
悟空と言えばいい意味で軽い男と思われがちですが、確かに子ども時代は、野沢雅子氏が幼い雰囲気で演じていますが、大人になってからは父親にもなるし、やや風格のある演技をしています。
悟空はあっけらかんとした性格のキャラクターで、野沢雅子氏の声が一番自然に感じるのが悟空です。
ドラゴンボール野沢雅子の役柄2:孫悟飯
次に、悟空の息子、悟飯の声も野沢雅子氏です。
悟飯は幼いときは、本当に子ども時代の悟空より幼く純粋な印象を持ちました。
しかし、逆に高校生になってからは、悟空の声より落ち着いた感じの声です。
特に「絶望への反抗、残された超戦士・悟飯とトランクス」というテレビ版スペシャルでは、トランクスを指導する師匠役の声で演じていますので、かなり印象が変わりました。
ドラゴンボール野沢雅子の役柄3:孫悟天
悟天の声も野沢雅子氏ですが、小さい頃は、幼い頃の悟飯のような声でしたが、GTになって成長したときは、
「なんじゃこいつは?!」
と言うほどの軽薄ぶりでした。
見た目も、幼い頃のような悟空の生き写しでは無く、髪型も服装も変わり、これは別人のような印象です。
たしかに声は野沢雅子氏で同じなのですが、悟空や悟飯より女好きの印象ですね。
パレスという女の子とデートしているときも、純粋で鈍感だった悟空やまじめな悟飯よりも軽薄なトーンで話されています。
さすがの演じ分けですね。
ドラゴンボール野沢雅子の役柄4:バーダック
バーダックも野沢雅子氏が声優です。
惑星ベジータにいた悟空の父親です。
彼は「たった一人の最終決戦」という、ドラゴンボールのスペシャルで出てきました。
この時の話は最終的にフリーザに反逆していく話ですから、悟空と比べて声や性格もシリアス。
そして、一人称が「オレ」、子どものことを「ガキ」、自分のことを信じない仲間に「地獄に落ちろ」とかいうやや荒っぽい話し方をしています。
性格は悟空より荒っぽいが、根は悪人では無いので、嫌みはありません。
バーダックの声や性格は、ナメック星で最初にスーパーサイヤ人になって、フリーザにキレている悟空に酷似している印象ですね。
やや乱暴で気が立っている悟空といったところでしょうか。
ドラゴンボール野沢雅子の役柄5:ターレス
ターレスは野沢雅子氏が演じた悪役のキャラです。
色黒で、スカウターをつけていますが、見た目は悟空そっくりです。
どうやらサイヤジンの下級戦士は見た目が似るようです。
悪役はかなり珍しいですよね。
ターレスの印象は、やはり悪役らしく、少し低い声で演じられています。
「ターレス、いつも脳天気な悟空と違って、ちょっとかっこいいやん」と思ったのは私だけでしょうか?
たとえば、悟空より低くてドスのきいた声で
「同じサイヤ人に生まれたオレからの、せめてもの贈り物だ!」
とかいう、中2病っぽい言い回しも、新鮮でかっこいいんですよね(笑)。
ターレスは、小物っぽい悪役のようなやつですが、結構お気に入りのキャラです。
ドラゴンボール野沢雅子の役柄6:孫悟空ジュニア
孫悟空ジュニアも野沢雅子氏で、ドラゴンボールGT最終回の100年後に出てきます。
つまり外伝に登場するマニアックなキャラです。
孫悟空とチチ、およびミスター・サタンの6世代後の子孫となる人物で、ほとんど知られていないと思います。
見た目は悟空とそっくりですが、一人称は「ボク」で、気弱な印象です。
初期の悟飯のような性格ですね。
しかし、悟空のDNAを受け継いでいるだけあって真剣になると、すごいパワーを発揮しますし、声も悟飯が真剣になったときにうり二つです。
ドラゴンボール野沢雅子の役柄7:ゴクウブラック
最後に、野沢雅子氏の演じるキャラで紹介したいのが、ドラゴンボール超(スーパー)に出てくるゴクウブラックです。
彼の招待は伏せますが、ゴクウブラックは、ターレスと同じく悪役ですが、ターレスよりも落ち着いた性格で陰湿な性格です。
見た目も髪の毛がピンク色になりますし、色々と新しいタイプの悪役。
- 「神に挑むとは不届き者め」
- 「サイヤ人の肉体こそ、神の恵みの究極」
- 「私はついに孫悟空の力を完全に我が物とした」
- 「さあ、あだ花と散れ」
このように、自分のことを「神」と称しているだけあって、偉そうな態度で、ターレス以上に中2病。
他のロボットアニメの悪役の親玉のようです。
そういえばドラゴンボールの野沢雅子キャラで一人称が「私」のキャラって初めてですよね。
これがまた新鮮でかっこよく、これもお気に入りのキャラです。
ぜひ見てみてください。
まとめ ドラゴンボールで野沢雅子氏が演じたのは7役!
最後にまとめます。
野沢雅子氏が何役演じたかというと、以下の7役です。
- 孫悟空
- 孫悟飯
- 孫悟天
- バーダック
- ターレス
- 孫悟空ジュニア
- ゴクウブラック
個人的には、自分なりの正義感を持つ主人公の悟空と、悟空と正反対な中2病キャラ、ゴクウブラックがかっこいいと感じましたね。
野沢雅子の演じ分けが見事なので、興味があれば、ぜひ見てみてください。
悟空の声優さんは、7役こなしているわけですが、逆に、
ウーブというキャラは子ども時代と大人時代で声優が異なります。
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