この記事では、ドラゴンボールのネイルの名前の由来を紹介したいと思います。
ネイルと言えば、フリーザ編に出てきた戦闘型のナメック星人で、最長老様の側近をしていました。
ドラゴンボールには、英単語のアナグラム(文字の入れ替え)で作られた名前がたくさんいますよね。
また、ネイルが物語にどう貢献したのかを知りたい人にも役立ちます。
ネイルの他、特にナメック星に出てきた他のキャラについても紹介し、少ししか登場しなかったネイルの功績についても紹介しますので、ぜひご参考になってください。
「ドラゴンボール」のネイルの名前の由来は?
さて、では最初にドラゴンボールのネイルの由来を紹介すると、英単語のsnailから来ています。
カタカナ読みすると、「スネイル」なので、そこから「ネイル」ができるのです。
ナメック星の他のキャラクターの名前の由来
では、次にナメック星の他のキャラクターの由来を見ていきましょう。
- まず、ネイル以外に、どれだけ名前がついたナメック星人がいるかというと、
- ピッコロ
- デンデ
- カルゴ
- ムーリ長老
- ツーノ長老
- カタッツ
- ツムリー
- マイーマ
- スラッグ
- ピリナ
- サオネル
- エスカ
- タニッシ
- モナイト
です。
それでは、それぞれの名前の由来をまとめてみましょう。
- ピッコロ 木管楽器 楽器
- デンデ でんでん虫 カタツムリ
- カルゴ エスカルゴ カタツムリ
- ムーリ長老 (カタツ)ムリ カタツムリ
- ツーノ長老 角 カタツムリ
- カタッツ カタツ(ムリ) カタツムリ
- ツムリー (カタ)ツムリ カタツムリ
- マイーマ マイマイ カタツムリ
- スラッグ slug(ナメクジ) ナメクジ
- ピリナ ピリ 朝鮮半島の楽器 楽器
- サオネル サオ ベトナムの楽器 楽器
- エスカ エスカルゴ カタツムリ 貝類
- タニッシ タニシ タニシ 貝類
- モナイト アンモナイト 殻のある軟体動物 貝類と似たもの
です。
こうしてみると、ほとんどが貝類が由来となって、さらにピッコロなど一部のキャラは楽器が由来のようです。
「ドラゴンボール」でのネイルの功績とは何だったのか?
では、ネイルの功績について、考えてみましょう。
功績というかネイルの存在価値なのですが、私が思うに、彼の功績は大きく分けて二つあります。
ネイルの功績1
まず、1点目、2つの時間稼ぎです。
これは誰でも、予想できると思われます。
ご存知、ネイルは最初の形態のフリーザと戦って、デンデがクリリン達の所に行くための時間を稼ぎます。
これが、時間稼ぎその1。
ちなみにこのときの戦闘力は超有名な数値で、戦闘力42000:530000です。
文字通りのケタ違い!
この頃から戦闘力の数値が曖昧になってきたとはいえ、こんな奴を相手に、最終的に虫の息とは言え、良く生きていられたものです。
そして、生き返ってナメック星にやってきたピッコロと同化しましたね。
このときピッコロの戦闘力は、自己申告で100万以上と言う、第二形態のフリーザと互角に戦っているので、同じくらいの数値はあるでしょう。
この戦いが、時間稼ぎその2。
ピッコロと同化して、いい勝負をさせたことで、間接的に悟空が治療している間の時間を稼いでくれました。
そして、怪物のような見た目の第三形態になると逆に押されてしまうのですが、このときの戦闘力は不明です。
もう少しフリーザが第三形態で戦う描写があれば、戦闘力を分析できたので、少し残念。
ネイルの功績2
では、次にネイルの功績2です。
これは時間稼ぎほど表に見えないのですが、明らかにピッコロの性格の軟化だと思われます。
「ピッコロってもともと冷静沈着じゃないの?」
と思われるかも知れませんが、このピッコロが敵として出てきたときは、魔族の一味として残忍そのもの。
天下一武道界で戦ったときは、まさに悟空のライバルというキャラでしたし、周りを見下していました。
悟空に対して容赦なく、
「てめえが消えてくれりゃ、俺にとっては最高だ」
とまで言ってのける始末で、初期のベジータと似たような面がありました。
そのピッコロの性格が軟化したのは、悟飯と過ごした時間もあるでしょうが、ナッパにやられる直前までは、あくまでも冷徹なキャラでした。
悟飯に対しても
「てめえのような臆病者を当てにした俺が馬鹿だった」
と乱暴な言葉遣いでしたから、完全な味方となったとは言えません。
現に界王星でも、界王を出し抜いて、フリーザと戦いに行ってやろうと悪巧みをしています。
やはり、ピッコロの性格が円くなったのは、冷静なネイルとの同化が貢献していると考えるのが筋でしょう。
このときは、デンデに対しても「下がっていろ」と気遣いを見せていますし、クリリンと悟飯を守ろうとしています。
さらに、アニメ限定ですが、悟空がフリーザに水中に沈められている時の仲間を思い出す回想シーンでも、ピッコロが仲間のように扱われていました。
※ベジータは出てきていません。
「何であのピッコロが仲間みたいになってんねん!」
と思いましたが、ここでピッコロは、ほぼ完全に悟空達の仲間になりましたね。
ネイルがいない世界線ではどうなるか?
では、ネイルがいなかったらどうなるのか。
端的にまとめると、先ほどの時間稼ぎが出来ません。
- ピッコロがフリーザの第二形態にすぐやられる。
- 悟空が出てきたととしても、元気玉を作れず、フリーザのビームでやられる
ということになります。
特に2で、悟空がピンチになったときの、元気玉を作っているのがバレたときに、ピッコロに奇襲を仕掛けて貰わなければ、フリーザにビームを打たれてそのまま物語が終わりますね。
この2は前述のネイルの功績の、「時間稼ぎその3」としてもいいでしょう。
つまり、ネイルがいなかったらピッコロが弱いままで、物語が詰むわけです。
そう考えたらネイルは非常に重要なキャラだと言えます。
ドラゴンボールのネイルの名前の由来と功績まとめ
では最後に、ドラゴンボールのネイルの名前の由来とその功績をまとめます。
- ネイルの由来は、スネイルから来ている。
- その功績の一つ目は、時間稼ぎの場面を作ったこと
- その功績の二つ目は、ピッコロの性格の軟化と、仲間となる契機を作ったこと
- ネイルがいなかったら、ピッコロがすぐやられて物語が詰んだ
でした。
こういう観点でドラゴンボールを見てみると、重要なキャラだと言うことが分かります。
そんなに出番が多いわけでは無いですが、ネイルの活躍に注目してみてはどうでしょうか?
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